"鍛える"より"認める"ことがチャレンジ精神を育てる

こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、チャレンジ精神について書きます。

∴メンタルの強い子どもになってほしい

コロナの影響で生活スタイルが大きく変わり、
今までの常識が常識ではなくなったり、
今までの非常識が常識になったり、
将来が不透明で、予測できなくなりました。

その中で、
変化に対して、打たれ強い、
メンタルが強い子どもに育ってほしいと願うのは、
当然のことだと思います。

子どもが強いメンタルをもって困難に立ち向かうことや、
失敗しても立ち上がる力をもってくれることは、
大変うれしいことですね。

∴子どものメンタルを強めるために

メンタルの強い子に育つためには、次の3つのことが大切です。

❶チャレンジ精神を尊重

子どものチャレンジ精神を尊重して、
認めてあげましょう。
 
子どもが何かに挑戦したいと思っているとき、
親がその挑戦する気持ちを大切に受け止め認めてあげることは、
精神力向上の鍵になります。

しかし、子どもは飽きやすい。それは当然

でも、
子どもは、
すぐにやる気をなくしたり、
飽きてしまったりするケースもあります。
 
「どうせまたすぐに飽きてしまう」
「自分の子どもにはまだ早い」
などと思い、
「あなたにはできない」
「あなたには無理」
といったネガティブな言葉ばかりを子どもにかけることはNGです。
 
子どものチャレンジ精神を尊重し、
「あなたならきっとできる」
とポジティブな言葉をかけ、
応援してあげましょう。

さまざまな挑戦をするうちに、
「自分にもできる」
と子ども自身が感じるようになり、
前向きで強いメンタルをもつ子どもに育っていきます。

❷子どもの失敗を受け入れほめてあげる

子どものチャレンジには失敗がつきものです。

厳しく教育したほうが精神力を鍛えられるのではないかと思われがちですが、
失敗を責めたり怒ったりしてもメンタルは強くなりません。

子どもが失敗したときでも、
がんばった部分をほめてあげたり、
失敗した原因を一緒に考えたりすることが大切です。

親に失敗を受け入れてもらうことで、
子どもは安心します。
「失敗しても大丈夫」
「もう一度がんばろう」
というめげない気持ちを育てることができます。

❸子どもにポジティブを教える

ポジティブな考え方や捉え方を教えることも重要です。

同じ出来事にも、
ポジティブな面とネガティブな面があります。

ネガティブな中にもポジティブな部分を捉えることを教えましょう。
 
わからないところがわかった

たとえば、
テストで思ったように点が取れなかったとします。

そのことはネガティブなことですが、
そんなとき、
「理解できていない部分がわかってよかったね」とポジティブに捉えることを教えます。

そして、
改善策を考え、再挑戦することを促します。
 
親がネガティブな捉え方ばかりすると、
子どもは「自分はダメな人間だ」と感じてしまいます。

ポジティブな面を見つけることは、
前向きな強いメンタルを育てます。

∴打たれ強くなるように"鍛える"こと

一方、
厳しくして鍛えることが、
強い精神力を育てるように見えます。

例えば、
あえて
失敗をなじり、
けなし、
バカにすることが、
打たれ強い精神力を作ると思われがちです。

∴悔しさをバネにする

しかし、
悔しさをバネにすることは、
何かに対する怒りから生まれる行動です。

怒りから生まれたものは、
他人を蹴落としてでも勝ちたいという感情、
他人を否定する感情を心のどこかに潜ませ、
それは、結局、怒りに還っていきます。

悔しさをバネにして勝っても、
何か空しさが残り、
今度は、負けが方に、怒りの感情が残ります。

WINーWINの関係になりません。

∴認められ、ポジティブに一緒に考えると

チャレンジすること
でも、飽きたこと
でも、失敗すること
これら全てのことが認められ、

失敗のポジティブな受け止め方や
これからの改善点を
一緒に考えるもらうと、

怒りを掻き立てなくても、
自らを"鍛え"られるようになっていきます。

だから、
本当の高い精神力をもつ子どもに育てるためには、
厳しく"鍛える"より優しく"認める"ことが大切です。

∴まとめ。"鍛える"より"認める"ことがチャレンジ精神を育てる

子どもは失敗することが仕事です。
その失敗を責め、なじり、
打たれ強くなるように"厳しく鍛える"ことは、
悔しさや怒りから行動を掻き立てることになります。
そうではなく、
子どものチャレンジ精神を認め、
失敗しても責めずに肯定して、
失敗から、一緒に学ぶことで、
自ら高めること、
強いメンタルを育てていきましょう。

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