比べられることで、子どもはどうなる
こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は比べて育てることについて書きます。
∴どうして兄弟姉妹、同級生と比べてしまうのか
子どもは、
一人一人個性があり、
兄弟姉妹でも、
似ているところもあれば、
全く違うところもあります。
だから、
子ども一人一人を
ありのままに見てあげることが理想です。
しかし、
兄弟姉妹や友だちと
どうしても比べてしまいます。
それには2つの理由があります。
❶周りから劣った子だと思われたくない
他の子がとても良い子に見えて、
我が子ができないところばかり目についてしまう。
これは、
無意識に自分の子どもを他の子と比べていることです。
兄弟がいる家庭では、
つい兄弟を比較して叱ってしまうことも多くなります。
我が子に良い子になってほしい、という意識から比べてしまうのですね。
❷みんなに過度に期待してしまう
親は、子どもみんなに、期待をかけてしまうものです。
過度な期待で、
兄弟姉妹や友だちと比べてしまうのは、
子どもにとって負担になります。
∴比べられるとどうなる?
他人と比べて育てると、
次のような弊害が出る可能性があります。
❶自己肯定感が育たない
いつも比べられ、
「お兄ちゃん(友だち)のように出来ないの、ダメね」
と育てられた子どもは、
自己肯定感が育たず、
「どうせ自分は出来ないんだ」
と悲観的な感情を持ちます。
❷兄弟や周囲の人々に憎悪の感情を抱く
他人と比較されて育ったら、
比較することが普通の感覚になり、
大人になって、
兄弟・友だちだけでなくいろいろな人と付き合っていくようになると、
彼らと比較することで、
その相手に憎しみを抱いたり、
嫉妬心を抱いたりする可能性が高まります。
たとえば、
「あの人の方が人から愛される」
「私ばかりが我慢しなければならない」などと
思い込みやすくなります。
❸他人との比較が価値基準になる
兄弟姉妹や友だちと比べて褒められいた子どもは、
人と比べることで、
自分の存在を見出します。
つまり、他人との競争し、
勝っことが目標になります。
そうなると、
負けた時、
自分の存在価値がなくなると考え、
どんなことをしても勝とうとします。
∴比べずに育てる
兄弟や友だちではなく、
過去のその子自身と比べることが大切だと言われます。
これをすることは、
なかなか難しいことです。
なぜなら、
親自身も比較されて育ってきたからです。
∴競争ではなく、好奇心を育て協奏を
世の中は、
勝ち負けや、
ウィンウィン(共に勝つ)と言う言葉があるように、
勝つことにこだわりすぎるように思います。
競争しなければ、
ライバルがいなければ、
本当に成長しないのでしょうか。
それよりも、
小さい頃は、
好奇心を育てて、
好きなことを見つかれば、
競争せずとも、
自然と勉強に向き合うようになります。
そして、競争して勝ち負けにとだわるよりも
協力しあってすてきなハーモニーを奏でる"協奏"を教えることが
生き生きと楽しい生活を過ごすことになるんだと思います。