できる子どもは遊んでいる
こんにちは、学びスタジオの奧川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、遊びについて書きます。
∴外遊びは子どもを強くする
子どもが外遊びをたくさんすることは、
とても有意義なことです。
子どもの頃は本来、そうあるべきです。
アニメを見たり、ゲームをしたりしないと、
みんなの話題についていけなくなるのではないかという心配はあるかもしれません。
しかし、
外遊びをしている子どもは、
そうした心配を乗り越えるだけの
「人間力(人の気持ちがわかる力)」と
「免疫力(逆境にあっても乗り越える力)」
が備わっていきます。
∴できる子は、実はよく遊んでいる
難関大学に合格した子どもは、
小さい頃に
「思いっきり遊ばせる」
「好きなことに集中して取り組ませる」
「自発性を大切にした」
という子育てを親から受けている傾向にあります。
具体的に説明します。
∴ぐんぐん伸びる子どもの共通点
長期的にぐんぐん伸びる子どもには4つのことが共通しています
❶小学生の頃に、勉強はよくするが、ガリ勉ではない
勉強は好きだけど、
勉強以外にもやりたいことがいっぱいある子どもです。
❷遊びはデジタルよりアナログが多い
デジタルな遊びもやってはいるが、
それにはまっていません。
❸自然と触れ合う遊びをしている
自然の中には発見がいっぱいしています。
❹習い事をしていることもあるが、やりすぎていない
子どもの自主性を重んじて習い事を限定しています。
∴勉強につながる遊びの要素
勉強につながる遊びの要素はつぎのような遊びです。
❶創造的、想像的な遊び
❷自然と触れ合いながら遊ぶ
❸集団で遊ぶ
通信ゲームなどの電子的ネットワークを介さないことが条件です。
❹アナログの遊び
相手の顔を見ながら遊びます。
❺肉体的または精神的充足感のある遊び
このように要素を含む遊びが、学びへと変化します。
∴遊びが無意識の中で学びに変化する
遊びがつぎのように意識のうちに学びの土台をつくります。
❶想像力につながる
イメージすることが自然と訓練されます。
❷創造力につながる
ゼロから新しいものを作り上げたり、新しいルールを自ら作ります。
❸積極性が育つ
遊びへの参加は前向きです。
後ろ向きに遊ぶ子はいません。
❹交渉術が身につく
問題があったときに口喧嘩し、
自分の意見を主張し、
相手の意見を聞く経験をします。
❺協調性が身につく
集団で遊ぶことで育まれる
❻探究心が育つ
子どもは、遊んでいるうちに、遊びの水準を上げていきます。
❼集中力が身につく
遊びに夢中し、集中する体験が集中力を育てます。
❽心身の健康をもたらす
∴遊びからの発想が、楽しいく心地よいのは当たり前
よく遊び、仕事のできる人は、
遊びから得られた面白いことをヒントにしてビジネスを展開させます。
遊びは人を夢中にさせる力を持っていますし、
その遊びの発想から生まれたものは、
楽しく心地よく、
魅力的になるのは当然な気がします。
∴まとめ。できる子どもは遊んでいる
遊んでいないと、子どもは伸びません。
その遊びは、
創造的、想像的だったり
自然と触れ合いがあったり
集団の中で行ったり
アナログ的であったり
肉体的または精神的充足感を感じたりします。
そして、遊びだから楽しく没頭します。
この遊びのポジティブな体験が学びにつながり、
本当の勉強好きなできる子にしていきます。