"調べる習慣"は、読書習慣の入り口
こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、読書習慣について書きます。
子どもに読書習慣をつけさせたいですね。
しかし、
読書習慣がまだ身についていない子供に、
「この本を読みなさい」と言って強制すると、
非常に強く抵抗し、
逆に読書嫌いになることにもなりかねません。
∴読書習慣の前に"調べる習慣"
文章に興味を持っていない子どもにとって、
読書はハードルが高いのです。
そこで、"調べる"です。
わからないことがあったら、
調べる癖をつけることです。
決して親が手とり足とりやってはいけません。
自分で調べてもらいます(子どもが小さくて自分で調べられないときは、一緒に調べます)。
後で、
「どうだった、お母さんわからないから、教えてちょうだい」
と言って、子どもに説明させる方法です。
∴調べ方
調べ方は様々です。
現代では、
情報はインターネットで簡単に手に入ります。
画像や動画もすぐに調べられます。
だから、
インターネットを利用して調べましょう。
∴知りたいと思った時に調べる
知りたいという心理状態はそれほど長くは続きません。
その点で、
すぐに調べられるインターネットを使うと、
タイムリーに調べられます。
インターネットから、
子どもは写真や動画、
さらに文章で書かれた活字を“読む”ことになります。
そこで好奇心がさらに出てくれば、
図書館や本屋へ行って興味対象の本を見るようになっていきます。
∴日常の中に好奇心が転がっている
子どもは小さいときから、
「なんで?」「どうして?」という質問をします。
子ども心にも、
疑問がたくさんあり、
それを知りたいという好奇心があります。
しかし、
その疑問が満たされないままだと、
やがて、
子どもは「なんで?どうして?」という質問をしなくなっていきます。
物事(結果)には背景があり、
理由(原因)があります。
そんな原因と結果が、
時として、
非常に人の心(好奇心)を動かすことであります。
日常生活の中にも、
あちらこちらに“好奇心の種”が転がっています。
子どもの周囲にもたくさんあります。
だから、
「知りたいな」という好奇心が出てきたら、
すぐに調べ、
好奇心を満たすことが大切です。
∴調べるのが好きになる
子どもは、
知りたいと思っていることは、
喜々としてやると思います。
そして、
知りたいことを知れたことに対する感動が、
子どもを調べもの好きにし、
探究心が芽生え、
やがて自分の興味関心の輪を広げていくようになっていきます。
関心が広がれば、
自然と本に向かうことになっていきます。
∴まとめ。「調べてみよう!」
子どもの知りたいに対して、
「なぜだろうね。どうしてだようね。」
次に、
「調べてみよう!」
という段階まで引き出してあげましょう。
自分で調べることで、
好奇心が満たされれば、
調べることが楽しくなり、
"調べる習慣"が身につけば、
関心の輪が広がり、
それが、
より深く知るための”読書”の入り口になります。