察しの悪く、面倒くさい親でいましょう

こんにちは、学びスタジオの奧川悦弘です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、親の子どもに対するふるまい方について書きます。

∴単語で会話が良くない

「お母さん、ジュース」
「お母さん、それ」

こういった子こどもからの“単語”での要求は、
意味がわかるので、
ついつい応じてしまします。

∴以心伝心でワンワード

一緒に生活していると
以心伝心で、
ワンワードでも言いたいことが分かるようになります。

それは、家族が仲がよい証拠と、
やり過ごしてしましがちです。

しかし、それが問題です。

∴コミュニケーション力

コミュニケーション力とは、
お互いに伝えある能力です。

しかし、
ワンワードでは、
双方向に伝え合う力を高めることはできません。

∴脱ワンワード

親は、
ワンワードには反応せず、
"文章で話した"ことに対してのみ反応するようにします。

"脱ワンワード"
つまり、
ひとつの単語で伝えたり要求したりせず、
文章で伝える、
5W1Hをハッキリさせて会話をするようにします。

∴お母さんはジュースではない

たとえば、
子どもの「母さん、ジュース」と言ったら、
それに対しては、
「お母さんは、シュースじゃないよ。」と

すると、
子どもたちは「お母さん、ジュースがほしい」
「お母さん、そのお菓子を取ってちょうだい」
という文章に変わります。

その応えは、
「お母さんは料理を運ぶので手が足らないから。自分でとってくださいね」

(ついでに自分のことは自分でやらせます)

言い直させて、

おまけにジュースを取ってあげない
なんて、
「察しの悪く、面倒くさい親」と子どもたちも思うでしょう。

∴“空気を読む”“あうんの呼吸”

日本人の美徳でもある
"空気を読む"
"あうんの呼吸"は、
日本の風土がそうさせるものです。

言わなくてもわかるけど、
あえて言葉にして言葉ではっきり言うようにします。

そうすると、
日本のもう一つの美徳である"丁寧さ"が加わります。

∴察しの悪い親でいることを意識する

察しがいいと、
言葉はあまり必要なくなります。

これでは、
言語能力が身につきません。

言葉の話せない赤ちゃんの頃から接していた親にとって、
何も言わなくても、
子どものしたいことが分かりそうですが、
それをぐっと我慢して、
察しの悪い親になってください。

そうすることで、
子どもの思考と言葉を引き出で、
この日常の生活の中で表現力を育てることができます。

∴反抗期も話し会える

それから、
親子が、
日頃からしっかりと言葉を交し合っていると、
言葉足らずから生じる誤解を避けることができます。

もし、
誤解があると、
最初は小さな誤解でも、
その傷口はだんだん大きくなります。

子どもは、
親を面倒くさがり、
親との会話が少なくなっていったりします。

さらに、
反抗期になると口も効かなくなるまでにエスカレートするかもしれません。

∴まとめ。察しの悪い、面倒くさい親でいることはいいこと

“察しが悪く”“面倒くさい”親になって、
子どもの言葉を引き出しましょう。

また、親の発言は、省略せずに、5W1Hと助詞をつけた文章で話しかけましょう。

そうすれば、
子どものことば力が育っていきます。

そして、
ことば力は、
友達との交流関係を拡げ
刺激を受けながら、
その刺激がいろいろな物事や方向に興味をいだかせていきます。

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