成功は、"する"というより"気づく"もの
こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、成功と失敗について書いてみます。
∴エジソンの研究
有名なお話ですが、
電球をつくり大成功を収めたエジソンは、
その前に5000回もの失敗を繰り返しました。
しかし、
彼は実験がうまくいかなくても、
「この組み合わせではうまくいかないことを発見することができた」
と考えました。
∴"失敗"は存在しなかった
つまり、
エジソンにとって、
"失敗"は存在しなかったんです。
うまくいかなかったことも、
エジソンは目標に向かい前進するための"成功"として、
肯定的に捉えていました。
もちろん、
エジソンの研究には将来的に大成する確約などありませんでした。
それでも諦めずに、
実験を何度も何度も繰り返すには、
必ず自分は見つけ出すことができるという信念と、
失敗しても再び立ち上がって挑戦する忍耐力を持っていました。
∴マイナスも視点を変えればチャンスに
もし、
エジソンが、
数回試してうまくいかなかったからといって、
精神的に大打撃を受け、
「自分には才能がない」と決めつけていたら、
目標達成は不可能だったでしょう。
”失敗”という一見マイナスと思われるようなことでも、
視点を変えれば大きなチャンスとなります。
∴落ちないリンゴ
リンゴ農家のお話をします。
ある年、
大型の台風によって栽培中のリンゴの9割が落ちてしまった地域がありました。
リンゴ農家にとっては大打撃です。
しかし、
ある農家は、
落ちてしまったリンゴにこだわって嘆くのではなく、
落ちなかったリンゴに着目しました。
そして、
無事だったリンゴに、
「落ちないリンゴ」という名前をつけて、
受験生に向けて、売り出しました。
すると、
これが大ヒットしまし。
私たちは大抵、
”失敗"というものに対して、
自分を落ち込ませ、
自信を奪う忌むべきものというマインドセットをもっています。
しかし、
受けとめ方次第では、
それは私たちを成功へ導くためのものとなるのです。
∴成功は、"する"というより"気づく"もの
もし、
人が"失敗"と呼ぶものの中に
"気づく"ものがあるならば、
それは、
"成長"であり、
もはや失敗ではなく成功に変わるのです。
∴子どもに「よく気づいたね」
子どもの行動を、
成功と失敗という基準で判断するのではなく、
"いかに気づいたか"を基準で判断し、
”きづいた”ことがあれば、
褒めてあげてほしいと思います。
"気づくことが大切なんだ"
と思う心を育ててあげましょう。
その心が、
"失敗は気づきに変わるんだ"
と思わせることができ、
失敗にもくじけない、
強靭な精神力を育てます。
∴答案にバツ印はつけないで
子どもたちが問題を解いた答案には、
バツ印はつけません。
子どもたちが、
一生懸命考えて作った答案を大切にしたいですね。
間違った問題は、
なぜ間違ったかを考えてもらいます。
子どもの努力と気づきを大切にしたいですね。
∴まとめ。成功は、"する"というより"気づく"もの
物事を成功と失敗のものさしで見ると
失敗は否定的に捉え、何も得るものはありません。
しかし、
失敗を肯定的に見ると
失敗は"気づき"に変わります。
そして、
その"気づき"は成功につながっていきます。
それが、真の成功です。