知るということは、知ったことを大切にすること
こんにちは、学びスタジオ代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、免疫力について知ることを通じて、
知ることの意味について書きます。
▲現代は"免疫力を弱める"環境にある
現在は、
除菌・殺菌が行き届き、
衛生環境がよくなりました。
子どもたちは清潔な環境で
安心な暮らしを送れるようになりました。
▲現代は"免疫力を弱める"環境にある
その反面、
子どもたちが雑菌に触れる機会が減っていることが"免疫力"を弱める原因です。
パソコンやネット環境が進化し、
運動不足や睡眠不足、
ストレスを抱えた子どもも増えており、
これも"免疫力"を低下させています。
▲免疫力を高める必要がある
免疫力を高めると、
風邪などの感染症にかかりにくくなります。
また、
血行がよくなって脳や体の動きが活発になります。
▲体温を上げると免疫力がつく
血液の中の白血球には、
免疫を担当する細胞が集まっています。
体温が上がると血流がよくなり、
白血球が体中をめぐることで、
免疫力が発揮されます。
体温を上げるには、
体内に熱をつくる必要があります。
筋肉は
つねにエネルギーを代謝して
熱をつくってくれます。
タンパク質をしっかりとって
筋肉を使うことが大切です。
▲いろいろな栄養を食べる
腸には、
体内の免疫細胞の60~70%が存在しています。
発酵食品・食物繊維・オリゴ糖は免疫機能を高め、
ビタミン類は、細胞の免疫機能を助け、
亜鉛などのミネラル類は、免疫細胞を保護します。
"旬の食材"を意識して、
いろいろな栄養を食べることが大切です。
▲"日光"を浴びる
太陽の光・紫外線を浴びることで
ビタミンDが生成されます。
このビタミンDは、
がん・自己免疫疾患・感染症の発症を予防します。
紫外線は、
長時間浴びると皮膚の光老化が起こりますが、
30分程度なら、
多くのビタミンDが生成され、
免疫力を高められます。
▲十分な睡眠をとる
睡眠不足は免疫力を低下させます。
睡眠のリズムが整え、
十分に睡眠をとれば、
自律神経の働きがよくなって、
低体温などの体温異常が減少し、
免疫力が高まります。
▲子どもに問いかけよう
免疫力という言葉は難しいので、
「体をばい菌から守るもの知ってる?」……
と子どもに問いかけて、
子どもに考える機会を与えましょう。
体のはたらき、
食べ物の栄養、
太陽の光、
睡眠の影響…
いろいろなことを
子どもと一緒に学びましょう。
そして、
これまで、
何気なく食べているものや
散歩や眠ることに意味があることを知り、
それらを大切にするようになると思います。
このように、
免疫力について知ることは、
免疫力を大切にすることに繫がります。
つまり、
いろいろなことを知るということは、
それらの知識を大切にするという意味です。
▲まとめ。知ることは、知ったことを大切にするということ、大切なものを増やすということです。
例えば、免疫力は、
食物・運動・太陽・睡眠などの
日常生活から高めることができます。
免疫力について、問いかけ・学ぶことによって、
その大切さを知り、考え、
日常生活をよりよいものにすることができます。
生きた知識になります。
いろいろなことを知るということは、
大切なものを増やすということです。