お手伝いは、社会性を育てる
こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、お手伝いの効果について書きます。
▲家族のコミュニケーションの機会を生む
子どもがお手伝いをしてくれたら、
その直後に、
手伝いしてくれた子どもに対して、
「じょうずにできたね」
「ありがとう」……
と、褒めたり、感謝したりする機会ができます。
これは、
親子の信頼関係を築いていくことに繋がり、
また、
子どもの手伝いたい気持ちを大切に育てることができます。
▲五感が磨かれる
家事は、
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚
の五感を使いながら行うものが多いです。
たとえば、
料理は、
食材の色、形、匂い、味、手触り…
五感でいろいろなものを感じながら、
五感が磨かれ、
脳が活性化されます。
また、
それかを言葉に表してもらうと
表現力が身についてきます。
▲考える力がつく
毎日お手伝いをしていると、
次第にどうしたらうまくできるか、
どうしたらキレイになるのかな、
どうやったら早くできるか、
やりやすくなるか、
楽にできるか……
ただ言われたとおりお手伝いをするだけでなく、
考えながらお手伝いをするようになります。
段取りを考え、
効率を考え工夫する、
自分で考えて行動することで、
考える力が養われるようになります。
▲自立につながる
お手伝いを通じて、
子ども自身の身の回りのことが
少しずつ自分でできるようになっていきます。
できることが増えことは、
子どもの自立につながっていきます。
▲責任感が身につく
役割分担をしてお手伝いをお願いすると、
子どもは、
「自分はこれをやるんだ」
「こらは自分の仕事だ」
と徐々に責任を持って取り組むようになります。
▲自己肯定感を育む
子どもは、
お手伝いを通して様々な経験をします。
初めてのことも多く、
失敗したり、
そして、
工夫したりして、
上手になっていきます。
経験を積むこと、
親から感謝されること、
任されることで、
自信がついてきます。
自己肯定感を育むことができます。
▲社会の一員として働く意識が持てる
お手伝いをすることは、
家族のためになります。
家族の一員として働く意識を実感します。
それは、
やがて社会に出て、社会の一員として働くときに
働く原動力になる意識
「誰かのために働きたい」という意識を持つことにつながっていきます。
▲お手伝いを長い目で見守ってあげよう
お手伝いを楽しく思えるのは、
子どもが、
これらの効果を感じるからです。
最初はうまくできなかったり、
時間がかかったり、
危なっかしかったり……
長い目で見守ってあげてほしいと思います。
▲まとめ。お手伝いは,社会性を育てる
お手伝いは、
五感を使ったり、
創意工夫をしたり、
責任感を感じたり、
家族のためになっていると実感したり、
家族とふれあい、きずなを深めたり、
家族の一員であることを強く意識させます。
そして、『誰かのために働きたい』という
社会の一員として働く原動力になる意識を育ててくれます。