感謝の気持ちは幸せを広げる

こんにちは、名張の個別指導塾 学びスタジオの奧川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、感謝について書きます。
∴喜びと不満
プレゼントをもらって、
ぱっと表情が輝き「ありがとう!」と言う子ども。
一方、無表情に受け取ったかと思うと、「これだけ?」とつぶやく子ども。
同じプレゼントでも、
受け取る子どもによって、
喜びが増すきっかけにもなれば、
不満を募らせる原因にもなります。
周りとしては「感謝の気持ち」を自然に表せる子には、
「もっと何かしてあげたいなあ」と感じます。
それは周りにも影響します。
∴感謝の気持ちは幸せを与える
「感謝の気持ち」は、
その子やその人が人生を幸せと感じられるかどうかに大きな影響を与えます。
同じ物事を前にしても、
「ありがたいなあ」と思うか思わないかによって、
人生全般にわたって大きな違いが出てきます。
日々の生活で出合う様々な物事に感謝の気持ちを感じられるのならば、
日常は「喜びを増す機会」に溢れ、
幸福感が増します。
そして、周りにも幸せ感を醸し出します。
∴学ぶことを感謝できると深く学べる
「知れて、うれしい」
と、学ぶことに感謝できたなら、
どんどん深く学んでいけます。
好きな科目だから知りたい、
その好きに感謝が加わると、もっと知りたくなりますね。
好きになるきっかけは様々です。
自然の変化に興味を持ったり、
分かったことがうれしかったり、
教えてくれる先生が好きだったり・・・
何でもかまいません。
∴子供に感謝を教えるには
この人生への幸福感を増す「感謝の気持ち」を、
どうしたら育むことができるでしょうか?
言葉や礼儀だけではない「感謝の気持ち」を培っていきたいですね。
❶モノを大切にする姿勢を教える
子どもの喜ぶ顔が見たいからと、
次から次へとモノを買い与えてしまっては、
ありがたみも薄れてしまいます。
壊れたらなるべく直したり、
既にあるもので工夫するなど、
モノを大切にする姿勢を教えていきましょう。
そうしていくと、
モノを見る目が変わっていき、
ありがたさが倍増します。
❷感謝するひとときを持つ
子どもと嬉しく感じたことについて話し合い、
感謝する時間を持ちましょう。
「今日嬉しかったことをあげて、それに感謝しようね」と、
寝る前の日課にしてしまうのもひとつの方法です。
お友達と塗り絵をして楽しかった、
先生が優しかった、
デザートのケーキが美味しかったなど、
思いつくことなんでもいいのです。
寝る前に15分間、
感謝の気持ちを思い出すことで、
よりよい睡眠がとれるようにもなります。
また食事の前と後に、
感謝の気持ちを込め少し丁寧に「いただきます」と「ごちそうさま」を言うよう心がけましょう。
❸感謝の気持ちを伝える体験をさせる
周りの人々に「感謝の気持ち」を伝える機会を持ちます。
日頃から、手紙セットを、
用意しておきます。
「今日一緒に遊べて楽しかった。ありがとう」と、
お友達にお手紙を書いたり、
プレゼントを一緒に選び、お世話になっている先生や近所の人々などに手渡したり。
もらうだけでなく、
感謝の気持ちを表現して、
差し出す喜びを体験させてあげます。
❹年齢相応の手伝いをさせる
できる範囲で、
食事の準備、掃除、洗濯などの家事を手伝う機会を与えましょう。
食卓の料理も、
片付いた部屋や清潔な衣類も、
「当たり前」に手に入るものではないと体験させます。
身の回りを快適に保つためには、
たくさんの働きが注がれていると実感させましょう。
❺周りの大人が感謝の気持ちを示す
子どもは親の「言葉」よりも「行動」を真似て育ちます。
まずは、周りの大人が日常生活の中で、
「感謝の気持ち」を示すよう心がけましょう。
お店の店員さんが親切な言葉をかけてくれた、
道行く人が落としたものを拾ってくれたなど、
日常の何気ない場にも、
「ありがたいね」と感謝を示す機会を見つけましょう。
また、
子どもがしてくれたことに対しても、
「ありがとう」と伝えましょう。
家事を手伝ってくれたなら、
「助かったわ、ありがとう」と言葉をかけてます。
普段問題を起こさずいい子にしている時ほど、
「当たり前」ととらず、
「静かに遊んでいてくれてありがとう。おかげで台所もすっかり片付いたわ」など、
感謝の気持ちを示してあげましょう。
普段から、家族無事過ごせることを感謝したいですね。
∴まとめ
感謝の気持ちを持つことは、
日々の生活で出会う様々な物事に感謝ができ、
その分、喜びを増す機会に恵まれることになります。
また、周りにもその喜びの気持ちが伝わります。
感謝の気持ちは、自分も周りも幸せにします。
感謝の気持ちは、物事を大切にすることから生まれます。