読書好きになるレシピ
こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、読書について書きます。
∴読者を楽しめるようになってほしい
将来、
子どもに、
本格的な小説を楽しみ、
感性豊かな少年少女に
育ってほしいですね。
しかし、
時期がきたら
その年齢に相応しい読書ができるかというと、
なかなかそうはなりません。
∴読書にが好きになる順番
読書を楽しむとは、
必要に迫られて読むのではありません。
好きになる順番があります。
❶絵本の世界を楽しむ
言葉を聴いてイメージを描けない幼児のための絵本からスタートです。
そこには、
質の高い絵のついた絵本をたっぷり読み聞かせます。
絵を見て、
言葉を聞いて、
楽しみます。
❷幼年童話の世界を楽しむ
次に、幼年童話です。
幼年童話は、
絵が多く、
文字が大きく、
文章が長過ぎないのが特徴です。
まだまだ、
読み聞かせをして、
楽しみます。
言葉を聞いてイメージすることがだんだんとできるようになります。
❸童話の世界へ
そして、童話です。
童話は、
文章を重視し、
絵は挿絵など補助的に描かれています。
童話を聞いたり、
読んだりすることで、
話の内容が理解てきるようになり、
楽しめるようになる。
∴読んでもらって楽しむ、そして、自分で読んで楽しむ
読んでもらって楽しむことのできる年齢と、
自分で読んで楽しむことのできる年齢に差があります。
「おおきなかぶ」という物語は、
読んでもらうと、
2~3歳でも充分楽しめます。
しかし、
それを自分で読むとなると、
小学1年生の教科書に出てくるぐらいなので、
6歳になってから楽しめるということになります。
∴読むことは、聞くことを十分に体験してから、自発的に起こる
内容を理解できなければ、
楽しむことができません。
だから、
読み聞かせを十分にしてあげましょう。
そして、
自分から自発的に読み始めたら、
読むことのスタートになります。
∴子どもは読書を楽しめる能力を持っている
子どもは、
誰でも潜在的に読書が楽しめる能力をもって生まれてきます。
その能力をスムーズに芽生えさせ、
育て、
花開かせていくのは、
親である大人の役目です。
幼年童話を
子どもと一緒にめくりながら読み聞かせ、
優れた絵本にたくさん出会わせてあげた後は、
本格的なファンタジーを楽しめる"名作童話"の世界へ連れていってあげて下さい。
100年以上にわたり読み継がれてきた名作を
子ども達とぜひ出会わせてあげたいですね。
幼年童話を体験した子どもは、
感性豊かで、
好奇心と空想力が発達し、
本そのもののおもしろさを実感できるようになるでしょう。
∴まとめ。読書好きになるレシピ
子どもは、
ともとも読書を楽しむ能力を持っています。
絵本、児童童話の楽しい世界へ
親の優しい読み聞かせで誘ってあげれば、
ある時、自発的に読み始めます。
そして、
名作童話や小説のファンタジーの世界に夢中になっていくでしょう。