子どもの習い事とやりたい事
こんにちは、学びスタジオ®︎代表・四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、習い事について書きます。
❤︎スポーツや楽器の習い事は3歳からが最適
スポーツや楽器の習い事をスタートするのに、
脳の発達がちょうどよい時期は、
3歳です。
❤︎運動の習い事
運動機能でいうと、
1歳を過ぎると歩けるようになり、
3歳ごろまでにジャンプやケンケンなどができるようになり、
5歳ごろにはダンスも踊れるようになります。
❤︎楽器の習い事
楽器の習い事は、
手先の器用さ、
"見る""聞く""演奏する"という一度に複数の動作を行うマルチタスク、
さらに楽譜を覚え処理するワーキングメモリも、
3歳になれば、
少しずつできるようになります。
❤︎人間は何歳からでもチャレンジして、上達できる
ただし、
遅くスタートしたとしても、
人の脳には可塑性があり、
何歳から何を始めても
必ず成長できます。
ピアノを
3歳から始めても、
6歳から始めても、
本人の努力で上達しますし、
楽しんで演奏することは可能です。
❤︎子どもの意欲が大切
子どもが
「習いごとをしたい」
と意欲を表した時が、
年齢に関係なく習い事を始めるタイミングです。
❤︎子どもに"やる気"がない場合
しかし、
何が何でも習いごとをさせようと親が思っても、
子どもに"やる気"がないのであれば、
無理にやらせるのはよくありません。
❤︎親が子どもにやらせたい
それでも、
親が子どもに習い事をさせたいと望むのでしたら、
まずは
親がそれにチャレンジしてみてください。
上手い下手は関係なく、
親が楽しんでいると、
子どもはうらやましくなって興味を持ち、
「やらせて!」といってくるかもしれません。
親子で楽しむようになると、
子どもは、
「お母さんより、お父さんより上手になりたい」
と頑張るようになります。
❤︎子どものやりたいことが見つからない時は
子どもをアウトドアに誘ってください。
公園などで虫を見つける、
低山を登る、
畑で野菜を栽培する、
キャンプに行く……
屋外で自然を楽しむ遊びを
親子でしてみてください。
❤︎自然は刺激を与えてくれる
自然を相手にする場合、
少なからず私たちは体を動かします。
そして、
自然に立ち向かうためには予測をし、
次の行動を自分で考えて決め、
ときには誰かと協力もしなければなりません。
脳のさまざまな部位を使って、
いろんな判断や運動をしますから、
脳の発達が促されると考えられます。
❤︎自然とのふれあいは、好奇心をくすぐる
空を見上げれば雲の形や動き、
星の並びや輝き、
海や川ではいろいろな生き物や石ころ、
子どもが興味を持った事柄に対して、
親が一緒になって楽しみ、
図鑑で調べたり、
動物園や植物園に行ってみたり……
親子でコミュニケーションを取りながら、
知的好奇心を満たしていくのは、
脳の前頭前野の発達に非常に高い効果をもたらします。
❤︎ 学習意欲の向上につながる
興味を持つ
観察する
疑問を持つ
調べる
さらに詳しく知りたくなる
という流れは、学習意欲の根本です。
疑問を持ち、
それを解決するための能力が自然と養われす。
❤︎まとめ。子どもの習い事とやりたい事
子どもの習い事は、
子どもの意欲を大切にして、
3歳ごろからが最適です。
やりたいことが見つからない時は、
自然の中に連れ出しましょう。
自然は好奇心をくすぐります。
そして、親子で自然を楽しみ、
探求心や知的意欲を育てましょう。