自立させる"甘え"が一生を支える

学びスタジオブログ

こんにちは、学びスタジオ®代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、自立について書きます。

❤︎行動の自立と心の自立

赤ちゃんは生まれた瞬間から、
生活の全てを親に"依存"します。

やがて成長とともに、
依存から、
少しずつ"自立"していきます。

行動は、
自立していく様子は分かりやすいのですが、
心の自立は、
目に見えないので、
分かりにくいです。

❤︎子どもを自立へ向かう中で必要な甘え

赤ちゃんは、
親に"依存"して生きています。
親に依存している状況は、
子どもの心を"安心"させるとともに、
親に"甘え"ている状態です。

❤︎安心と甘え

子どもはこの"安心"と"甘え"の中で成長していき、しだいに別の気持ちが芽生え始めます。

❤︎不自由さ

親に依存していることは安心ではあるけれど、
そこには「自分の思い通りにできない」という
"不自由"を感じ始めるます。

❤︎自由になりたい

身体が成長し、
行動も自立し始めると、
身の回りのモノに興味や関心を持ち、
それらに触れようとしたり、
自由に動きまわりたくなります。

❤︎親から離れたい

そうすると、
子どもは親から離れ、
何でも自分でやってみたくなります。
"意欲"が芽生えてきます。

親から見れば、
まだまだ一人ではできないのに、
「自分でする!」と言って、
親の援助を断る時期があります。

❤︎自立の第一歩

親の言うことに何でも「イヤイヤ!」と反抗し、
"自由"を手に入れようと、
"自立"の第一歩を踏み出します。

❤︎自立したい、でも不安

そして、
この"自立"の世界で"自由"を感じていた子どもは、
やがてまた別の気持ちを抱きます。

それは、
"不安"です。

❤︎うまくできない不安、寂しい不安

一人でできると思っていたことができなかったり、
今までいつも傍にいたお母さんから離れていることに、
寂しさを感じたりし始めます。

❤︎親に"甘えたい"

すると子どもは以前、
親に依存していた世界に戻ってきたくなります。

それが"甘え"です。
そして充分に親に甘え、
安心すると、
また不自由感を抱き、
自立しようとするのです。

❤︎子どもの心は"依存"と"自立"を行ったり来たり

このように、
子どもの心は"安心"と"不安"、
"依存"と"自立"の気持ちを
行ったり来たりしながら、
少しずつ成長し自立していきます。

❤︎子どもが甘えてきた時

子どもが甘えてきた時に、
もし「いつまでも甘えちゃダメ!」と言って、
突き放してしまうと、

子どもは
「一旦、お母さんから離れると二度と受け入れてもらえない」と感じ、
いつまでも自立しようとしなくなるかもしれません。

しっかり甘えさせてあげることが大切です。

そうすることによって、
子どもの心は行ったり来たりを
上向きに描くように、
少しずつ確実に自立していきます。

❤︎"甘え"と"甘やかしすぎ"のちがい

では
子どもの甘えの要求を、
全て親は聞き入れればよいのでしょうか。

"甘え"は子どもを成長させ、
"甘やかしすぎ"は子どもの自立を妨げ、
将来ダメにするといわれます。

その違いは何でしょうか。

❤︎物的要求は甘やかしすぎに

物質的欲求を全て受け入れるのは、
甘やかしすぎでダメです。

子どもが、
お菓子やおもちゃなどを「買って、買って!」と言ってくる時のような物質的要求、
これらを全て聞き入れるのは"甘やかし"です。

このようなときは、
「今日は買わないって約束したでしょう」
と事前に交わした約束を確認したり、
「お誕生日に買ってあげるわね」と
新しい約束をすることで、
節度を持って対応します。

❤︎精神的要求は甘え

それに対して精神的要求とは、
「かまってほしい」と
お母さんの膝の上に座るなど
スキンシップを求めてきたり、
「お話し聞いて」と言ってきた時です。

これは"自立に必要な甘え"になります。

❤︎親の都合は甘やかし

子どもがひとりで何かをしようとしているとき、
時間がかかるからとか
失敗するといけないからと、
親が横から「ママが、してあげるわ」
とサッとしてしまうなど、
ママが子どもの行動に口を挟み、
代わりにしてしまうことは
親の都合の"自立を阻む甘やかし"です。

❤︎子どもの都合は甘え

これに対して、
今まで一人でできていたのに、
急に「お母さん、して~」と言ってきたときは、
子どもの都合の"自立に必要な甘え"になります。

この時、
子どもは何かしらの"不安"や"寂しさ"など
を感じているので、
「一人でできるでしょう」と言わず、
手伝ってあげます。

❤︎親の都合か子どもの都合かで見分ける

つまり
親の都合で親から子どもに働きかける"甘やかし"は、
自立にブレーキをかけ、

子どもから親に働きかける"甘え"は、
自立をするためには不可欠なことです。

❤︎成長とともに、甘える要求がなくなる

個人差はありますが、
9歳~10歳は、
自己中心から、他者の視点(自分を客観視できる目)を持てるようなり、
自立的な人間形成を達成する時期です。

子どもは心が自立していくと、
自然に親から離れ、
甘えて来なくなります。

❤︎まとめ。自立させる"甘え"が一生を支える

子どもは、成長の過程で、
依存と自立を行き来します。
不安で”甘え”てきたら、
たっぷりと”甘やかし”ましょう。
それが心の自立の栄養源になります。
愛情あふれる真の自立を支えることになります。

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