赤目農園開墾日記(2022年6月9日)
こんにちは、学びスタジオ赤目農園です。
快晴の天気の下で、作った畝に、野菜の苗と種を植えました。
日向14号南京の苗を定植しました。
沖縄島カボチャの苗を定植しました。
青じその苗を定植しました。
エダマメの苗を定植し、その横にトウモロコシの種を蒔きました。
エダマメとトウモロコシの混植をするとよく育つ
❶土を肥沃にするエダマメの根
枝豆の根っこには「根粒菌」という菌が共生し、
空気中の窒素を取り込み、土を肥沃にする働きがありますので、エダマメとトウモロコシのどちらもよく生長します。
❷肥沃な土で旺盛に育つするトウモロコシ
エダマメの根に付く根粒菌が共生しますと、
リン酸やそのほかのミネラル(微量成分)をトウモロコシに橋渡しをする役割を果たします。
エダマメのそばでトウモロコシを栽培しますと、
発達したひげ根でエダマメが作った肥料分をよく吸収し、トウモロコシがよく育ちます。
❸根粒菌のネットワークが発達
根粒菌はエダマメとトウモロコシのどちらにも付きやすく、根粒菌のネットワークを介して互いの養分のやりとりができます。
❹低い光でも育つエダマメ
枝豆は草丈が低く、トウモロコシと一緒に栽培しますとトウモロコシの陰になりますが、弱めの光でもよく育ちます。
❺バンカープランツ(おとり作物)で防虫効果
エダマメ(マメ科)とトウモロコシ(イネ科)は「科」が異なりますので、寄ってくる害虫がそれぞれ異なります。
別種の害虫は、互いを避ける性質があるため、
エダマメに付くシロイチモジマダラメイガ、
トウモロコシに付くアワノメイガのどちらも寄り付きにくくなります。
「バンカープランツ(おとり作物)」とは、
エダマメとトウモロコシのように、互いの害虫に対する天敵が 互いの害虫を捕食することで、野菜全体の害虫被害が少なくなる効果が期待できます。
暑い中、青しシジミチョウチョが涼しげに羽ばたいていました。
本日、野菜を植えた畝です。トウモロコシとエダマメの植えた部分は鳥対策でネットを張りました。