怒りの感情を大切に受けとめると、子どもは寛容になれる

こんにちは、学習塾 学びスタジオ東大阪瓢箪山教室の塾長の奧川悦弘です。

子どもは、幼いほど、未熟です。

これは年齢ではなく、気持ちが幼いという意味です。

未熟なら、思うようにならないことも多いと思います。

そんなとき、怒りの感情が生まれます。

今回は、怒りの感情について書きます。

❤︎子どもが、何かに怒ったとき

子どもが、何かに怒って泣いたりしたとき、

ついつい、

頭ごなしに「怒っちゃダメ!」

「こんなところで怒らない!」…

と否定するような言葉をかけてしまいそうですが、

否定するのはやめましょう。

❤︎怒るという感情も大切

子どもの怒りを否定をしても子どもの怒りの感情は消えません。

子どもの怒りの感情を抑えつけてしまうと、

子どもの感情表現を妨げることになります。

怒るというネガティブな感情を吐き出すことも、

生きていくうえでは大事な感情です。

❤︎まず、親が怒りの感情を受け止める

子どもが自ら怒りを静めるコントロールを身に付けさせるためには、

まず、

親が子どもの怒りを黙って聞いて、

しっかりと子どもの感情を受け止めて聞いてあげることが大切です。

❤︎子どもの怒りの感情が落ちつく

親がしっかりと子どもの怒りを聞いてあげると、

だんだんと、子ども落ち着いてきます。

そして、

どうしたいかを考えたり、

自分の思い通りにはならないことがあると理解ができるようになったりします。

また、

子どもは、親が一緒にいて聞いてくれる子で安心ができて、

心に余裕が持てるようになってきます。

心に余裕がもてると、感情のコントロールもしやすくなります。

そして、

「怒る必要はなかったんだ」

と思えるようになります。

❤︎怒りの感情をコントロールできない子ども

もし、怒りの感情を否定されてばかりいたら、

怒りは、消化不良なまま、蓄積されます。

怒りがコントロールできないままだと、

気持ちの幼いままで大きくなっていきます。

解けない問題に対しても、「この問題が悪い」

人に対しても、「あの子が悪い」

ものに対しても、「これは使いにくい」

と思うようにならないことは、

全て自分以外の”他のせい”にするようになります。

❤︎まとめ。怒りの感情を大切にする

子どもが怒りを表したときは、

まず親自身が感情的にならず、

感情をコントロールしながら、

しっかりと子どもと向き合うようにしてみましょう。

怒りの感情を大切に扱われた子どもは、

親の態度を手本として、

「なんだ、怒ることがなったんだ」

と思えるようになり、

いろいろなことを寛容に受け入れられる

スケールの大きい人に成長していくことでしょう!

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