学力の基本は"丁寧さ"を身につけること

こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

❤︎ぬりえと折り紙

ぬりえといっても、
ただ塗らせるだけではだめです。
色鉛筆を使い、指で鉛筆を“丁寧に”動かす練習をします。

折り紙も“丁寧に”紙の隅と隅を合わせて折ることが大切です。

一生懸命にぬりえや折り紙をする。
きめ細かな作業ができることが大事です。

❤︎えんぴつの使い方を習得

ぬりえや折り紙を通じて鉛筆の使い方が習得できるので、
文字の"とめ、はね、はらい"がすぐに身について、きれいに書けるようになります。

❤︎落ち着きや集中力に影響

それだけでなく、
きめ細やかな作業ができるかどうかは授業中の落ち着きや、その子の集中力にも影響します。

これは文字の上達以前の、
学習に向かう姿勢にも関わってきます。

❤︎雑な子ども

行動すべてを雑に終わらせてしまう子どもには、
集中力がなく、文字もなかなか上達しません。
そうすると、学力もなかなか伸びません。

ボールを投げてもぎこちない、
話をさせてもぎこちないなど、
あらゆる場面にそらが出てきます。

❤︎丁寧さ身につけた子ども

丁寧さを身につけた子どもは、
時間をかけて根気よく続けるため、
集中力などの精神力も身につきます。

指先を使うきめ細やかな作業は、
精神面や学力、運動能力も育みます。

❤︎えんぴつを持てるようになったら

えんぴつを持てるようになったら、
四角い升目をつくり、
それを鉛筆で縦、横、右斜め、左斜めと塗らせていく作業を
子どもと一緒にやってください。

これだけでも、丁寧さと鉛筆の使い方の両方が十分に身につきます。

❤︎"子どもと一緒に、丁寧に"がポイント

子どもとの時間、距離感をうまく確保できず、
ついつい手を出しすぎてしまったり、あそんでいるときは放任してしまったり……。

とにかく保護者は、子どもを見てあげる時間をつくることです。

子どもが書いたり、描いたりした物を見てあげる、
宿題の答え合わせを一緒にしてあげる、
そして何より
一緒に丁寧に作業をしてあげることです。

親と一緒になにかをすることは、集団生活の基礎になってきます。
人の話を聞く、自分の思いを伝えるといった基本も身につきます。

❤︎今、自己主張が強すぎる子、まったく自分を出さない子の二極化している

どちらも集団行動ができず、学力にも影響がでます。

一緒に作業をしながら、こどもの思いを引き出してあげることです。
「どうしたいの?」「どう思ったの?」と聞いてあげてください。

自己主張を強くするときは、その主張を抑え込むのではなく「お母さんの話も聞いて」と、ストップさせてあげることです。

そうやって、自分の思いを伝えたり、人の話を聞ける姿勢を培っていきます。

❤︎学習の基礎は、日常生活に溢れている

保護者と過ごす家での丁寧な関係性が"聞く・話す・読む・書く"という学習の基盤をつくっています。
そして、日常生活の中のいろいろな場面で溢れています。

❤︎考えることも丁寧に

1つのことを10回味わう
「はてな?」
「なるほど!」
「そうか」
「でもね」
「ええと…」
「しかし」
「たとえばね」
「つまり」
「やっぱり」
「わかった!」

これらは、“話を聞く方法”を示したものです。

❤︎論理的に内容を理解できるようになる

小学生低学年の間に、
自然に
要点はなんだろう、
自分はどう考えるのかを考えながら聞くことができるようになると、

本当に子どもたちは伸びていきます。

この方法に基づき丁寧に聞くことができれば、論理的に内容を理解することができるようになります。

❤︎まとめ。丁寧さを身につけると、どんどん伸びる

先天的な才能や能力も大切です。
それに加えて、
“用語・方法・原理・原則”を教えてあげることで、子どもの才能はどんどん伸びていきます。

家庭では、その基盤となる能力、丁寧さを身につけることを重点的に行うことが大切です。

また、
丁寧さは、優しいにもなり、真の強さにもなると思います。