自然の"五浴"、心と体と頭に効く
こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日は、自然について、
自然は、私たちにいろいろな栄養を与えてくれます。
♥自然が与えてくれる五浴
❶日光浴
日光浴は、新陳代謝を促進する太陽光線を浴びることです。
特に午前中に浴びるのがいいそうです。
①体内でビタミンDが作られます。
ビタミンDはカルシウムのバランスを整え、骨の健康を保つ効果があります。
②セロトニン”幸せホルモン”が増加し、
喜びや快楽、意欲をもたらす働きがあるドーパミン
と
緊張や不安、集中、積極性をもたらすノルアドレナリン
を制御し精神を安定させる働きをします。
③体を温め、免疫力を向上させます。体温が1度上昇すると、通常時と比べて免疫力が最大5~6倍になるともいわれています。
血流が良くなります。血流がよくなることで筋肉の増大も期待できます。
❷森林浴
森林浴は新鮮な酸素と森のフィトン(樹木が発散する化学物質)を吸収してリラックスすることができます。
①森の色である緑色にはリラックス効果があり、疲れた目を休ませてくれます。
また、リラックスしたときに働く副交感神経の活性化にもつながります。
②1/fゆらぎという、心臓の音に似た自然が生み出す独特のリズムが流れており、高周波音(ホワイトノイズ)が脳を活性化し、リラックスさせる効果があります。
③森林に入ると独特の香りがします。もともとは植物が自己防衛、殺菌のために葉から放出しているものですが、その香りは、ストレス解消、眠りの改善、リラックス、集中力アップなどの効果があります。
❸温泉浴
温泉浴は、地球のエネルギーを体内に吸収することができます。
①あたたかい温泉で血行がよくなることにより多くの温熱効能があります。
血管(特に抹消血管)が広がり新陳代謝が高まり、体内の不要物の排泄を促します。
②体表面にかかる静水圧により全身に圧力がかかる水圧効果があります。内臓が刺激され、内臓運動となります。天然マッサージの状態です。
“第二の心臓“と言われる脚の血液は、陸上では、重力が邪魔をして血液が心臓まで上がりにくくなります。入浴すると、水圧で血管が細くなり、血液が心臓に向かって押し上げるポンプアップ効果があり、下肢の静脈の流れが良くなり、血液やリンパ液の循環も活発になっていきます。
③温泉に首まで浸かると、浮力効果で、体重は約十分の一になり、体を自由に動かせるようになり、その感覚により筋肉が緩み、脳波が“α波”のリラックスした状態になりやすくします。
❹海水浴(潮風浴)
海水浴と潮風浴は、人の体液に近い海水や潮風から塩分を吸収することができます。
①海水に約3.5パーセントほどの塩分が含まれ、海水に含まれる塩分が身体にミネラルを与えてくれます。
実際に塩水は、のどや鼻にたまった鼻水などを取り除いてくれて、鼻口腔PHを整えてくれます。
さらに、肌にもよい効果があります。塩は、肌の上を消毒する効果があり、病気予防やトラブル予防ができます。
②砂浜も身体にとって良い効果をもたらします。
海の細かい砂は、自然のスクラブとなって肌の上に溜まった古い皮膚を取り除いてくれます。
砂浜の上を歩いているとガサガサのかかとが、すべすべになります。
また、砂浜の上に横になると、砂の中には天然のミネラル豊富な塩が含まれていて、肌に直接栄養補給してくれます。
❺イオン浴
今日のように電化製品に囲まれスマホを使う環境では体もプラスに帯電し、体調を崩しやすい状態にあります。
イオン浴は、これを滝やせせらぎの水しぶきから出るマイナスイオンで、体を中和させることです。
簡単にできるイオン浴Earthing(アーシング)を紹介します。
♥地面に素足で立つ(アーシング)だけのイオン浴
自由電子が大量に含まれているのが、舗装されていない地面です。
その地面に、裸足で土に立つと、身体はすぐさま自由電子を吸収します。
裸足で地球を感じる感覚ですね。
そして、このアーシングでマイナスイオンを吸収し、
体内の炎症を治癒するサポートしたり
血液ドロドロを改善したり
副交感神経が優位になり、リラックス効果を与えたり
睡眠の質を改善されたりします。
♥まとめ
この5つの“浴”
日光浴・森林浴・温泉浴・海水浴・イオン浴は、
昔は意識せずに行われていました。
コンクリートやアスファルトにおおわれた現在では、
なかなかこの五浴を習慣化することが難しいかもしれませんが
身近な五浴空間を意識して探し、
生活に取り入れることは、
心と体そして頭の成長と健康に大きな効果があると思います。
子どもと一緒に探すのも楽しいと思います。
手始めに、親子でアーシングはどうでしょうか!