"小4の壁"はチャンス!
こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室・学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の塾長の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
中学受験を本格的な開始する学年は、小学4年生です。
一方で、
勉強につまづきやすい学年は、小学4年生で、これを"小4の壁"と言われるのをご存知ですか。
今回は、"小4の壁"について書きます。
❤︎小学4年になると変わってくること
❶反抗期に突入
反抗期に突入する子どもいます。
親の価値観の中の生活に、
自分の価値観が芽生え、
自我を意識します。
色々と悩みが増えてきて、
感情が爆発し始めます。
❷子どもらしさが薄れる
他者との違いを強く意識するようになります。
子どもの"やんちゃさ"から
徐々に大人の"おとなしさ"への階段を上り始める年頃です。
ありのままの自分を出すような、
ストレートな表現を抑えるようになってきます。
❸抽象的な学習が増える
学習面では、
小数、分数など、
ぱっと見てすぐにイメージできず、
答えを導き出せない単元を学ぶようになります。
抽象的な学問に触れることに、あれ?
自分の心の変化で、あれ?
あれ?が増え、
将来に対して不安を感じたり、
優秀なクラスメイトに対して劣等感を抱いたりします。
自信を持てない場合は、
"勉強が得意ではない"
と強く感じるようになり、
やる気が出てこなくなります。
❤︎学力の差が大きくなる"小4の壁"
その一方で、
低学年の頃からコツコツ真面目に勉強してきた子どもは、
テストでも、変わらず高得点を取ることができます。
小学4年生を境に学力差が目立つようになるのは、
精神面での変化と
勉強内容のレベルアップが
絡み合い、
伸びる子と伸び悩む子の差が目立つようになってきます。
それでは、
❤︎"小4の壁"を飛躍の学年にするには
❶得意を一つ作ること
"得意なこと"は、
勉強以外の
図工でも、
体育でも、
人前で話すことでも…
どんなことでもOKです。
親としては、
得意なことが勉強以外で
「こんなことができてもな…」と思っても、
子どもの得意なことを認めてあげましょう。
一つでも得意なことがあれば、
それが大きな自信となり、
難題に直面しても乗り越えられる原動力となっていきます。
❷勉強に取り組む姿勢を養う
小学生低学年から、
基本的な学力を身につけるように、
毎日少しずつから家庭学習をさせましょう。
その時、
そばにいて、
ニコニコしながら子どもの様子を見守りましょう。
教材でおすすめは、四谷大塚のジュニア予習シリーズのホームワークです。
学力の基礎固めをする日常の地道な努力を、
大切にしてほしいと思います。
❸学び直し
これまで学習した内容があやしい場合は、
つまづいた学年や単元まで戻って復習をすることも大切です。
学力の"穴"があると土台が強固にならず、
学年が上がっていくとどこかでボロボロと壊れていきます。
この場合も、四谷大塚こジュニア予習シリーズの教材がしっかりとサポートしてくれます。
❤︎まとめ。"小4の壁"はチャンス!
何か得意持っている"自信"
地道な努力を重ねた"基礎学力"
この2本の柱があれば、
"小4の壁"が立ちはだかっても、
乗り越えて、
自分の能力を発揮できるようになるでしょう。
たとえ、
"基礎学力"が不足していても、
"学び直し"をすれば大丈夫です。
少し時間はかかりますが、
"基礎学力"を身につけるための地味な努力をゆっくり見守ってあげましょう。
そして、
子どもは、ゆっくり"基礎学力"を身につけて、
"壁"を自分の力で乗り越え、
それを自信に変えていくでしょう!
このように、
"小4の壁"は、
"自信"を与え、
"基礎学力"を見直すチャンスを与えてくれます