塾はいつから?早期の学習習慣と費用対効果
こんにちは、学びスタジオ®︎の塾長の奧川えつひろです。
前回、早期に学習習慣を身につけることが大切だと書きました。
今回は、塾にいつから通わせる?について書きます。
❤︎塾に通う理由はいろいろ
❶中学受験を目指す場合
小学4年生からスタートします。
かなりのペースで通塾します。
中学受験は、子どもの教育を考える親の思いが強いですね。
❷学校の勉強がついていけない場合
勉強がわからなくなってから、通塾します。
子どもは、わからなくなった時点で、
「勉強は難しい」と言う先入観を持ってしまいます。
❸中学準備のために、中学生から
周りが塾に入るから、定期テストの対策のためにと、テストのための勉強です。
❹高校や大学入試対策のために
志望校を合格するための受験勉強です。
❤︎学年が上がると塾費も上がる
学年が上がり、
勉強が難しくなると、
それに伴い、
塾に行く回数が増え、
塾代は上がります。
❤︎塾は対処療法
わからなくなったから、
受験をするから、
周りの同級生が塾へ行くから……
何かに対処するために塾へ行く
いわば、対処療法的に塾くことが多いと思います。
❤︎学ぶことは、対症療法ではない
学ぶことは、入試で終わるわけではありません。
生きている間、ずーっと続きます。
だから、
対症療法のように、
「痛みがとれたから、病気は治った」
例えば、
受験のために塾で勉強するならば、
受験が終わり、その目的が達成した
勉強も終わりと思ってしまいます。
でも本当に大切なのは、
合格したその学校で、自分のやりたいことを学び続けることです。
対症療法では、根本的な問題解決にはなりません。
❤︎"学び続ける"ために、小学生低学年までに学習習慣を
"学び続ける"という根本的な問題解決をするためには、
2つの状況を作ることです。
❶勉強するためのスキルが身についている
これは、
正しい学習姿勢
丁寧に書けること
しっかり音読できること
正確に計算できることです。
❷勉強が楽しい
小学生低学年の
好奇心を素直に出せるときに、
時間と場所を決めて、勉強します。
素直に知りたいという思いと
それに応えてくれる適切な教材で勉強すれば、
自然と勉強が楽しくなります。
❤︎どんな教材がいいのか
教材は、何でもいいというわけではなく、
おすすめは、
四谷大塚の
"ジュニア予習シリーズ"です。
この教材には、
学びの出発点において、
子どもが楽しく学べるように作られています。
しかも、
1日1ページのホームワークがついていますので、学習習慣作りには役立ちます。
❤︎学習習慣は、ご家庭で、塾で
学習習慣は、
ご家庭で、親がサポートしてあげれれば、
つけることができると思います。
それに加えて、
将来、塾に通わせる予定があるのなら、
小学生低学年の時期から、
通わせることも
学習習慣作りをする上では強力なサポートになります。
❤︎学習習慣と学力の差
学力は、勉強をコツコツ積み重ねて、
さまざまな知識が育てられ、
少しずつ実を結んでますいきます。
勉強習慣のある子どもは、
毎日、楽しく学びます。
そして、その学びは、どんどん学力を上げていきます。
普通の子ども(学習習慣のない子ども)との学力の差は、ドンドン開いていきます。
❤︎学習習慣と塾費
一般的に、学年が上がると、塾費は上がる
と考えられています。
しかし、
小学生低学年で学習習慣をつけるために
塾に通わせた場合、
最初は、塾費は普通の場合よりもかかりますが、
❤︎学習習慣が育っていれば、
学年が上がるごとに、塾費は、減っていきます。
なぜなら、
自分で勉強できますから、
通塾よりも安い通信教育などで、
効率よく効果的な勉強ができるようになっています。
❤︎まとめ。学習習慣の費用対効果
小学生低学年の目標は、学習習慣です。
学ぶ基本スキルと楽しい学びの習慣です。
そのためには
まずは家庭環境から、
もし必要ならば、
学習習慣を身につけることができる塾に通わせて下さい。
小学生低学年に学習習慣を作ることができれば、
そうでない場合と比べて、
学力の差が、ドンドンついていくだけでなく、
学年が上がっても、塾費は逆に安くなっていきます。
何よりも、
楽しく勉強できる習慣は、
お子様の一生の宝物になることでしょう。