正しく姿勢は、学力に大きく影響

こんにちは、東大阪市瓢箪山にある、四谷学びスタジオ東大阪瓢箪山教室の塾長の奧川えつひろです。
今日は、学習姿勢について書きます。
❤︎学習に対する姿勢には3つの側面があります。
❶勉強する時の身体の姿勢
❷勉強の取り組むと時の頭の中の姿勢
字の書き方、文字の読み方
❸勉強をする時の心の姿勢
やる気、素直さ
この中で、
最初に身につけたいのが、
勉強する時の身体の姿勢です。
❤︎なぜ姿勢をよくしなければいけないのか?
姿勢がいいと、見た目が綺麗です。
それだけではありません。
姿勢が崩れてくると、
体のバランスが崩れて、
物事を正確に理解したり、
集中して話を聞いたりすることができなくなるからです。
❤︎姿勢が悪いと、脳は疲れやすくなる
姿勢が悪いと体軸が傾きますから、
目線も傾きます。
目線が傾くと左右の目から入ってきた情報にズレが生じ、
脳は左右の情報をひとつにまとめる作業を余分にしなければならず、
脳は疲れやすくなり、
集中力を高めることが難しくなります。
その結果、
脳のパフォーマンスを落ち、
十分な能カを発揮できなくなっていきます。
❤︎美しく正しい姿勢は、子どもの能力の向上に関係する大事な要素
超一流のアスリートたちの姿勢は、
概して美しいです。
それは、
スポーツにおいて、
目線が傾き、
入ってくる情報にズレが生じることは体を動かすタイミングにも大きく影響するからです。
❤︎勉強のときのNG姿勢は、
❶猫背
猫背になると胸が縮こまって呼吸が浅くなり、
酸素が全身に行き渡りにくくなるため集中力が低下します。
また、
ノートや教科書との距離が近くなり、
目の負担も大きくなります。
❷頬杖や足を組む姿勢
背骨や骨盤のゆがみの原因になります。
特に頬杖は、顔がゆがむ原因になります。
❸左右どちらかに極端に傾いた姿勢
体がゆがんで腰や肩に負担がかかります。
❤︎正しい姿勢の3つのポイント
❶目線を水平にする
❷背筋を伸ばす
❸肩(肩甲骨)の高さを左右同じにする
❤︎"空間認識能力"も鍛える
美しく正しい姿勢ができるようになることは、
子どもの"空間認知能"を鍛えることにもなるそうです。
"空間認知能"は、とにかくあらゆる能力の向上に必要不可欠な重要な脳機能です。
逆に言えば、
正しい姿勢が、脳機能をトレーニングすることになります。
❤︎勉強するときの正しい姿勢
❶椅子に深く座り膝をそろえて座ります。
机と体の間は握りこぶしひとつ分くらい開けます。
膝は90度に曲げることを意識します。
❷背筋をぴんと伸ばします。
お尻を後ろに引くように意識し、背筋が伸びます。
お尻と背中も90度になるよう意識します。
❸おなかもまっすぐ伸ばします。
胸を張ってしまわないよう注意します。
胸を張ると力が入り、疲れやすくなります。
❹顎を引きます。
頭は前に出ないようにして、まっすぐに保つようにします。
❺机の上に両手を"ハの字"になるように置く癖をつけます。
自然と正しい姿勢をとれます。
❻正しい姿勢をとる際にはリラックスすることを心がけます。
❤︎まとめ。正しく姿勢は、効果抜群!
正しい勉強姿勢を続けると、
胸が開いて肺に空気を取り込みやすくなるため自然と呼吸が深くなります。
深い呼吸は全身の血行をよくし、
脳に酸素を十分に送り込んで活性化します。
そのため、
長時間勉強を続けていても疲れを感じにくく、
集中力がアップします。
また、
教材の文字と目との距離が適度に保たれるので、
目の負担が減り、目も疲れにくくなります。
今、子どもにも多くなっている、
身体の歪みから起こる、肩こりや腰痛を防ぐことにもなります。
だから、
これから勉強をスタートする、
幼児や小学生低学年の子どもたちに、正しく姿勢を教えてあげましょう。
正しい姿勢が身につくと、
学習効率が抜群に上がり、
より深く学びができるようになることでしょう。