努力の習慣づけ。子どもにどう働きかける?

こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奧川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、努力について書きます。

努力の習慣化すれば、子どもの可能性は無限に思います思います。

∴努力が習慣化するためのポイント

結果をほめるのではなく、
努力しているプロセスをほめます。

努力していることをほめる→
ほめられるのはうれしいから、もっとほめられようと努力する→
努力すると、だんだんと良い結果が出てくる→
よい結果が出てくると自信を持てるようになる→
よい結果を出すためにどのようにすればいいのかと、計画できるようになる→
自分で目標設定できるようになる→
さらによい結果が出て努力する→
より高い目標設定ができる→

このように努力の習慣化につながっていきます。

∴努力をほめる時の4つポイント

❶すかさず
❷率直に
❸具体的に
❹伸ばしたい方向に

「長い時間勉強できるようになったね
毎日積み重ねてきて力がついたね」……

良い結果の原因となった具体的な努力をほめてあげることで、
今後も努力することを決意します。

∴"アイメッセージ"でほめる

「私は嬉しい」
「お母さんは嬉しい」……
自分を主語にしてほめます。

「私の努力でお母さんを喜ばすことができたんだ」と感じます。

子どもは、
自分自身も嬉しいし、
さらに、
「お母さんが嬉しく思ってくれる」というように
人のために努力するからこそ、
より頑張ることができるようになっていきます。

∴行動が変わったらすぐにほめる

心が変わり行動が変わる→
(すぐにほめる)→
勉強する→
成績が伸びる→
成功体験からもっと努力するようになります。

このように、
行動が変わったら
その変化を察知して
すかさずほめることが大切です。

∴子どもを伸ばしきれない家庭

それでは、
子どもを伸ばしきれない家庭とは、
どんな家庭でしょうか。

それは、
短所矯正型で、
否定語をよく使い、
叱責が多い、
結果だけをほめたり、
「〜しなさい」と子どもに強制することが多い家庭です。

∴子どもを伸ばす家庭

一方、子どもを伸ばせる家庭は、
前向きでほめる言葉が多い、
原因(努力)をほめる、
父母が率先垂範するような家庭です。

∴まとめ。努力の習慣化

結果だけにこだわり、
テクニックを使って要領よく突破しようとするのではなく、
目的達成のために努力をすることをほめてあげてください。

努力の過程を大切にすることで、
たとえ、最初はうまくいかなくても、
努力の積み重ねが、
人間的に大きく成長することにつながると思います。

これからの時代は、
"何になりたいか"ではなく、
"どうありたいか"が大切になってきます。

"どんな手段を使ってでもなりたいものになる"
という"自分だけ良ければいい"という偏狭な心ではなく、
努力を通して"自分が正しいと思ったことをする"ことができる人間に成長して、
社会で活躍、社会に貢献できる人間になってほしいと思います。

努力は、偏狭な心ではなく、この心の広さを育てます。

そして、
それは、
小さい努力の一歩一歩から作られていきます。

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