素直になることで魅力を今以上に開花させよう
あけましておめでとうございます。
学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、素直について書きます。
∴「素直になる」とは自分を正直に表現すること
「素直になる」とは、
自分自身を正直に表現することです。
気持ちを取り繕ったり嘘を言ったりするのではなく、
本音で自分の意見を語り、
嬉しいときには嬉しさ、
悲しいときには悲しさを示します。
素直になることは簡単なようでいて、
実は簡単なことではありません。
他人に対して自分の気持ちを正直に伝えることが怖いと感じたり、
自分自身でも自分の本当の気持ちに気付いていなかったりすることもあります。
∴素直になるとわがままは同じではない
素直になることとわがままは同じではありません。
例えば
「わからないから、あなたに勉強を教えてほしい」と素直な気持ちを伝えれば、
相手も「早めに時間を作って勉強しよう」と考えます。
しかし
「勉強を教えてくれると言ったよね?予定空けて待ってるんだけど!」
と相手の都合をまったく考えていないわがままな発言になります。
相手のことを考えずに自分の感情だけを押し付けると、
素直というよりはわがままだと受け取られてしまいます。
∴素直になることができない3つの原因
素直になることは、
自分を相手にさらけ出すことです。
相手に自分の弱みを見せることにもなるので、
より気持ちの奥深くで理解し合えるようになります。
しかし、
素直になること簡単ではありません。
素直になることができない理由は3つあります。
❶素直になって傷ついたことがあるから
「この人なら自分の素直な気持ちを伝えられる」と思って素直になったのに、
からかわれたり軽くあしらわれたりした経験がある場合は、
素直になるのは嫌だと感じるかもしれません。
例えば、
親友だと思って「〇君が好きなの」と気持ちを打ち明けたら、
翌日みんなに「〇君が好きなんだってね!」とからかわれたとします。
素直な気持ちを伝えるのは怖い、
もう二度と誰も信じないと感じても不思議はないでしょう。
❷相手からどう思われるかが気になるから
相手からどう思われるかが気になり、
本心を伝えられないこともあります。
例えば、
「歌手の〇〇さんが好き」と思っていても、
「趣味が悪いって思われないだろうか」と不安になり、
親友に言えないこともあります。
相手からどう思われるかが過剰に気になる人は、
相手に合わせてばかりで自分というものを持てない傾向にあります。
自分が好きか嫌いかよりも、
相手がどう思うかを優先する習慣がついてしまい、
徐々に自分の本当の気持ちすらわからなくなってしまうかもしれません。
❸本当の自分を見せるのが怖いから
素直になるということは、
本当の自分の姿を見せるということです。
自分自身に自信がない場合や、
自分の本心を自己嫌悪している場合などには、
他人に自分の本当の姿を見せるのは恥ずかしいと感じるかもしれません。
本当の自分をさらけ出すことはとても勇気のあることです。
勇気を持てず、
本心を出せないまま大人になってしまう人もいるでしょう。
∴素直になる5つの方法
素直な気持ちを出していないと、
他人と深い関係を築きにくくなります。
「いつまで経っても本音で話してくれない。もしかしたら私のことは好きではないのかな」と、
友人が離れていくことにもなりかねません。
それを克服するために、
素直になるためには 次の5つの方法があります。
❶自分に自信を持つ
自分に自信を持てるようになれば、
本当の自分を表現することが怖くなくなります。
例えば、
「趣味が悪いっていわれたらどうしよう」
と思って好きなアーティストの話をできなかった人でも、
自分に自信を持てばたとえ相手が「趣味が悪いね」と反応したとしても
「そう?私は好きだけど」と受け流すことができます。
また、
自分に自信を持てば
「本心を表現したところで誰かに嫌われることはない」と確信を持つことができます。
たとえ嫌われたとしても
「それはそれで良い」と思えるようになり、
ためらいなく自分を表現できるようになります。
❷相手に対しての思いやりを持つ
相手に対して思いやりの気持ちを持っていれば、
どんな発言をしようと善意がベースにあるため、
相手を傷つけることはないと自信を持つことができます。
たとえ相手が誤解をしてあなたに不快感を抱いたとしても、
あなたが相手に思いやりを持っているという事実さえあれば
「違うよ!」と自信を持って反論できます。
また、
思いやりの気持ちがあれば、
あなたの発言も柔らかなものとなり、
周囲の人々を傷つける可能性が減ります。
❸感謝を言葉で表現する
素直な気持ちを伝えることが難しいと感じる人は、
まずは感謝の言葉を伝えることです。
誰かが自分にとって嬉しいことをしてくれたときは
「ありがとう」、
自分の行動が良くなかったかなと反省したときは
「ごめんなさい」
と言葉にして伝えます。
感謝や謝罪の気持ちを素直に表現することで、
徐々に素直な気持ちを伝えることに抵抗を覚えなくなります。
❹弱みを隠さない
弱みを見せないということは決して良いことではありません。
弱みを見せることで心が近づき、
本音で話せる関係を築くことができるためです。
また、
弱みを見せることで、
相手に親しみやすさを持ってもらえます。
❺アドバイスを受け入れる
誰かがアドバイスをしてくれたときは、
反発したり反論したりするのではなく受け入れるようにします。
素直に相手の話を聞く習慣を身につけることで、
自分自身も素直な気持ちを表現できるようになります。
また、
自分の悪かった点を素直に認めることで、
弱点を克服しより良い人間へと成長できます。
素敵な人間になるためにも、
あなたを思ってしてくれたアドバイスに対しては素直に受け入れるようにします。
∴まとめ
過去の経験などから、
素直になることを怖いと感じている人は少なくありません。
しかし、
素直になることで相手との心の距離が縮まり、
より濃く深い関係を築いていくことができます。
まずは
感謝や謝罪の気持ちを伝えたり、
アドバイスを受け入れたりすることから始め、
友人や家族と本音で話し合える関係を築き、
そして、
素直になることで魅力を今以上に開花させよう。