小学生と中学生
こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、小学生と中学生について書きます。
∴小学生は、好奇心旺盛
小学生の時期は、
理性よりも感性が勝る時期です。
そして、
思いと行動が一致する時期です。
勉強に対する抵抗感よりも好奇心が強い時期ですので、
勉強することが自然と好きになることができます。
∴小学生は、無我夢中。勉強習慣・学力の土台が身につく
小学生は、
何事も一生懸命、
無我夢中に行動します。
「読み方・書き方・計算の仕方・覚え方・考え方」
それぞれの「やり方」を抵抗なく吸収することができます。
そして、
学ぶことが楽しみになってきます。
例えば、
正しい「読み方」を学んでいけば、
文章の内容が理解しやすくなり、
物語文の登場人物の気持ちに興味を持てるようになります。
このようにして、
学習を楽しみ、
勉強習慣が徐々に身についていきます。
また、
知識は様々です。
「ことば」や「数」や「形」の要素が複雑に結びついて、
たくさんの概念を作っていきます。
例えば、
加える、減少する、何倍、半分、長さ、広さ、かさ、割合、おおよそ数…
この基本的な概念が学力の土台になります。
小学生は学力の土台作りの時期です。
∴中学生は、軌道修正をする時期
中学生の子どもは、
思春期の真っただ中ににいます。
親からの自立、
友だちとの仲間意識などを通じて、
精神的に大きく成長する時期であり、
また、
不安定な時期でもあります。
そして、
それまでの発達課題をやり直す時期です。
思春期では身体的・精神的に様々な問題行動をおこすことがありますが、
これは子どもたちが課題をやり直すサインだと考えられます。
学習面においても、
小学校に比べ学習内容が複雑になり、
小学校でやっていた勉強の仕方が通用しなくなってきます。
そこで、
勉強の仕方を見直すことが大切になります。
小学生の時の成績は良かったのに、
中学生になって急に分からなくなるのは、
勉強の仕方に問題があるからです。
∴中学生の軌道修正がその後の方向性に大きく影響する
中学生の時期は、
学習の軌道修正をする大切な時期です。
小学生の無我夢中の「やる気」から、
理性的な「やる気」に変わり、自分で選んで学習できるようになるからです。
この時期の学習の方向性が高校・大学・将来の就職につながっていきます。
∴「なぜ」と「自信」と「反省」
中学生の軌道修正の大切な点は、
1つ目の大切な点は、
勉強の仕方の軌道修正です。
「なぜ」そうなるのかを考える勉強の仕方と
言葉の量を増やす暗記をするための「繰り返す」勉強です。
2つ目の大切な点は、
気持ちの面での軌道修正です。
中学生には定期テストがあり、
理解度を試されます。
テスト前には、
テスト範囲をしっかりと勉強することによって、
「自信」を持ってテストに臨むことができます。
3つ目の大切な点は、
理性の面での軌道修正です。
定期テストや実力テスふりかえりふりかえり、
「反省」して、
できていたこと、できていなかったことを見直し、
より理解を深めていきます。
この3つの大切な点の積み重ねは、
大人になる階段でもありますね。
まとめ
小学生は、無我夢中に学ぶ時期です。
好奇心旺盛な小学生に大切なことは、
「勉強の習慣」
「学力の基礎作り」。
中学生は、正しく学ぶ軌道修正の時期です。
思春期の真っただ中の中学生に
大切なことは、
「なぜ」
「自信」
「反省」。