定期テストと実力テスト(模試)
こんにちは、三重県名張市の個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、定期テストと実力テストについて書きます。
∴定期テストはできるのに、実力テストができない理由
定期テストはできるのに実力テストになるとできない。
これは、よくあることですね。
その理由は、
定期テストと実力テストでは、求められていることが違うからです。
それは、
定期テストでは、範囲のある知識を覚えているかどうかを求められ、
実力テストでは、広い範囲の知識を覚えて、それを使いこなしているかどうかを求められます。
∴定期テストで求められているもの
定期テストで求められているのは、
テスト前の1か月あまりで学習した範囲の知識を
覚えているかどうかを試されます。
このように、
定期テストは短期的な暗記力で対応できます。
また、
定期テストの内容は、
基本的な問題が中心です。
だから、
多くの生徒が、
テスト直前に詰め込みで暗記をして定期テストを受けます。
∴実力テストで求められるもの
一方、
実力テストで求められるものは、
今までに学習した内容を理解をして、
長期的な暗記をしているかです。
そして、
テストの内容は、応用問題が中心になり、
その覚えたことを使いこなせるかどうかです。
∴実力テストで成果が出る勉強
定期テストで成果を上がるが、
実力テストで成果を出ない勉強方法は、
正しい勉強方法とはいえません。
実力テストで成果を出すための勉強方法は、
学習内容を、
❶理解し、
❷暗記し、
❸問題演習で試し、
❹答あわせをして分析する。
ことです。
つまし、
「ここはよくわからないから暗記してしまおう」
をできるだけ減らすことです。
このやり方は、
定期テストでは得点につながりますが、
実力テストの問題には太刀打ちできません。
だから、
理解してから暗記することが大切です。
∴学んでいる内容が科目全体でどこに位置するのか
また、
今、学んでいる内容が、
その科目の全体の中でどこに位置するかを把握することも大切です。
各科目の全体像を把握することで、
実力テストで、
どの知識を使って解答していくかという方針を
立てることがことができるようになります。
全体像を意識しながら勉強するとことです。
∴ふりかえり
定期テストの見直しも大切です。
定期テストの結果をふりかえり、
間違えた部分、たまたま正解だった部分、暗記に頼った部分を明確にして、
理解し直すことです。
これは、
定期テストを実力テストにつなげる勉強になります。
∴まとめ
「ここはよくわからないから暗記してしまおう」
という勉強は、
定期テストでは効果が出るが、
実力テストでは解けません。
実力テストに効果が出る勉強法は、
理解して暗記する、
科目の全体像を意識する、
理解度を試して振り返ることです。