「幼稚さ」

こんにちは、個別指導塾 学びスタジオ奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、「幼稚さ」について書きます。

最近、「幼稚な大人」が増えているような気がします。

「幼稚さ」から「大人らしさ」への階段があるとしたら、
その階段の一段一段をうまく上れなかったことになります。

∵「幼稚な人」の特徴

まず、幼稚な人の特徴について説明します。

❶自分のことばかり考えている

自分中心で、
自分のことばかり考えている人です。

例えば、
友達との約束で自分が楽しくないと感じたら
すぐキャンセルしたり不機嫌になったりすつ人です。

自分のことを一番に考えるのは悪いことではありませんが、
周りの人の気持ちも受け入れることができません。

❷問題が起きたら「誰かのせい」にする

何か問題が起きたとき、
「僕じゃない」「私のせいじゃない」
とすぐに他人のせいにしてしまいます。

自分のミスを認めたくないからとすぐに言い訳をします。

失敗は誰にでもあることを理解できません。

❸感情のコントロールができない

ちょっとしたことですぐにカッとなったり、
泣き出したり
と感情の起伏が激しいです。

感情が溢れるのは決して悪いことではありませんが、
感情に流され冷静に対処できません。

❹依存心が強い

自分で何も決められず、
いつも人に頼ってばかりで、
人にどう思われているか、
何をしてもらえるかばかり考えています。

自分で考え、自分で行動することができません。

❺コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが苦手で、
相手に自分の気持ちをうまく伝えられなかったり、
反対に相手の気持ちを察せなかったりします。

約束を突然破ったり、
相手の大切な話を聞いているふりをして実は別のことを考えたりします。

相手との関係を深めるための、
相手を思いやってコミュニケーションをとること、
相手を尊重し、真剣に向き合うことができません。

❻嫉妬心が強い

嫉妬心が強い傾向にあります。

例えば、
友達がテストで高得点をとったり、スポーツで活躍して、
先生に褒められたりすると、
素直に喜べずに、
その友だちをけなしたり、
マイナスの感情を持ったりします。

他人の成功を心から祝福できず、
嫉妬心をコントロールできません。

❼成長しようとしない

いつまでも同じ場所に立ち止まって、
自分で「これでいいや」と思いこみ、
新しいことにチャレンジしません。

例えば、
スキルアップできるチャンスがあっても、
「めんどくさいな」とか「今のままで楽だし」と後回しにしてしまいます。

いつまでも「今のままがいい!」と思っています。

❽自分の意見を持っていない

自分で何かを決めるのが苦手で、
いつも人に頼ってしまいます。

例えば、
「どう思う?」とか「どうしたらいい?」
と相手に決断を委ねることが多いです。

ちょっとした選択でも
大事な決断でも、
いつも他人に意見を求めます。

自分の意見がしっかり持っていません。

∵「幼稚さ」から抜け出すためには

次に、「幼稚さ」から抜け出すためには何をしたらいいかを説明します。

❶自分で決める

小さいことから自分で決める練習をします。

例えば、
今日の勉強は何にするか、
休日はどこに出かけるかなど、
日常生活のちょっとした選択から始めます。

自分の選択で行動することで、
少しずつ自信がついてきます。

自分の意見を持つことで、
依存心を減らし、
自立した人に近づけます。

❷感情を落ち着かせる

「すぐカッとなる」や「すぐ落ち込む」と自分でも気づいているなら、
感情を落ち着かせる練習をします。

例えば、
イライラしてきたら深呼吸をする、
落ち込んだときは好きな音楽を聴くなど、
心を落ち着けることができることを意識して行います。

感情に振り回されずに済むようになると、
人間関係も良くなっていきます。

❸自分の行動を振り返える

「今の自分ってどうなの?」と
自分の行動を振り返ってみる時間を作ります。

例えば、
一日の終わりに、
「今日、人に優しくできたかな?」
「もっとうまくやれたことはなかったかな?」
と考えてみます。

この小さな「振り返り」が、
自分の行動について気づくことができるようになります。

自分がどんな時にイライラするのか、
どんなことが嬉しいのか、
「自分の気持ちの動き方」を知ることで、
もっと良い方向に自分を変えていけます。

❹相手の立場に立って物事を考える

相手の立場に立って物事を考える練習をします。

例えば、
友達との会話で
相手の話をじっくり聞く、
相手の感情や立場を想像しながら聞く。

自分本位に考えることなく、
他人の視点を理解することがきるようになり、
周りとの関係をよりスムーズに築くことができます。

∵まとめ

「幼稚さ」は、
自分のことばかり考えている
問題が起きたら「誰かのせい」にする
感情のコントロールができない
依存心が強い
コミュニケーションが苦手
嫉妬心が強い
成長しようとしない
自分の意見を持っていない

「幼稚さ」から抜け出すために、
自分で決める
感情を落ちつかせる
自分の行動を振り返える
相手の立場に立って物事を考える

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