「学ぶ」ことは「真似る」ことから始まる
こんにちは、三重県名張市にある個別指導塾 学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、学ぶことについて書きます。
∴「学ぶ」は「真似る」
古語では、
「学ぶ」を「まねぶ」と読みます。
「まねぶ」とは「まねる」(模倣する)という意味です。
物事を「まなぶ」ためには、
まずは「まねる」ことが出発点になるということですね。
例えば、
スポーツを学ぶとき、
誰かがそのスポーツをしているのを見て、
それを真似てやってみることから始めます。
∴真似るということ
それでは、
真似るということがどういうことでしょうか?
それは、
他者の行動を分析し、解釈し、
心の中でその動きをなぞり、
それを実際に自分の身体を使って繰り返すことです。
∴勉強も同じ。真似ることから
スポーツが、
自分が実際に身体を動かして習得しなければ、
何千回、何万回観察していても、
熟達者と同じような脳の働き方はするようにならないように、
勉強も、
ただ授業を見て聞いているだけでは学習したことにはならず、
お手本となる行動を自分で分析し、解釈し、
そして実際に何度も何度も身体を使って初めて学習が成立します。
例えば、
古文や漢文を学習するうえで、
まず基本となるのは「音読」です。
何度も繰り返し声に出して読むうちに、
暗唱(身体で覚えること)ができるようになると、
少しずつ意味がわかるようになります。
何度も音読しないと暗唱できませんし、
はじめは意味がよくわからないので我慢が必要です。
しかし、
その我慢を乗り越えると、
意味がわかるようになって面白くなってきます。
何かに挑戦したい、
何かができるようになりたいならば、
しっかり「まねぶ」ことが大事です。
∴まとめ
「学ぶ」は「まねぶ」。
お手本となる人の行動や考え方、
お手本となる解き方をしっかり見て、
自分で分析して、解釈し、
心に刻み込み
そして、
実際に何度も何度も身体や頭を使って繰り返すことです。