「好かれる子」の育て方

こんにちは、個別指導学びスタジオの奥川悦弘です。
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、「好かれる」について書きます。
∵親の関わり次第で「好かれる子」に
「できるだけたくさんの子と仲良くしてほしい」
「色んな人に愛される子になってほしい」
こう考える親は少なくないと思います。
人間関係が良好に保てる人は、
社会性に優れ、
素敵なコミュニティを作って幸せになれます。
親の関わり方次第で、
わが子がより「人に好かれる子」になることができます。
その理由は、
子どもは一番身近な親を見て、
言動を学ぶからです。
∵親の関わり方
それでは、
どのように親が関わるかについて説明します。
❶ポジティブな表現を使う
人に好かれる子を育てる親は、
ポジティブな表現を使うことが多いです。
具体的には、
①短所は長所と捉える
「優柔不断」な子は「慎重」な子であり、
「頑固」な子は「自分を持っている」子です。
親が普段からポジティブな側面を言葉にすることで、
子どもも前向きに物事を捉えられるようになります。
②「なんでできないの」でなく「どうしたらできるかな?」
宿題をなかなか始めない子どもに、
「なんで宿題しないの」ではなく
「どうしたら宿題始められるかな」
と解決策を考えるような声かけをしてみます。
なにかトラブルが起こったとき、
自分で考え問題解決する力が養われます。
❷相手の気持ちを想像させるような声かけをする
相手を思いやる心や、
共感力を高めることで
人間関係が円滑になります。
学校であった出来事を聞きながら、
お友達がした行動についてどうしてそういう行動を取ったのか一緒に考えてみます。
また、
本を読んだら、
本の中の登場人物の思いを一緒に考えるてみます。
日ごろから相手の立場に立って物事を考える訓練をしていると、
共感力が身についていきます。
❸積極的にあいさつする
あいさつをすることで、
人とのコミュニケーションが取りやすくなります。
近所付き合いなどが希薄になっている現代では、
あいさつをする機会がより少なくなってきています。
しかし、
親があいさつを積極的にする姿勢を見せることで、
自然と子どももあいさつをするようになっていきます。
子どもがあいさつ上手になることで、
人間関係を円滑にしやすくなります。
❹素直でいる
素直さは、
人から愛される重要な要素です。
親が子どもに対して、
「ありがとう」「ごめんなさい」「おかげさまで」と素直に言葉にすることを心がけます。
親が子どもに対して「ごめんなさい」と非を認めるのはなかなか難しいと思いますが、
悪いことはしっかり反省し、
認める姿勢を見せることで、
子どもも意地をはらずに素直な心を身に着けられます。
❺子どものいいところを見つけて褒める
子どものいいところを褒めることで、
自己肯定感が向上します。
自己肯定感は、
「ありのままの自分でいいんだ」という自信につながります。
人に依存したり、
人の意見に飲まれるのでなく、
自分の意見を主張できるようになります。
❻子どもが仲間外れになることを恐れすぎない
子どもがひとりで遊んでいると
「お友達と遊んだら?」と声をかける親がいます。
また、
子どもが仲間外れにされていないか過度に気にしすぎると、
その思いが子どもに伝わることもあります。
「人に好かれる人」というのは、
常に人と関わっているだけでなく、
一人の時間も充実していることが重要です。
常に人といると、
周りの目を気にしたり、
人の意見に流されてしまう恐れもあります。
一人でいる時間も大切ということを伝え、
一人の時間で熱中してやりたいことに取り組ませてあげます。
∵まとめ
子どもは親の姿をみて育ちます。
自分の言動をもう一度立ち止まって考え、
自分であればどんなかかわりをされたら嬉しいか?
という視点ももって子どもと向き合っていくことが大切です。
そして、
ポジティブな表現
相手の気持ちを想像させるような声かけ
積極的にあいさつ
素直な行動
いいところを見つけて褒めること
仲間外れになることを恐れすぎない態度
こんな親の関わり方が、
子どもを「好かれる子」にしていきます。